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主体的に生きる

こんにちは!けいちゃんです。

今日は人は主体的に生きることで幸せになれることについて書いていきたいと思います。

昨今は経営組織に関する本にも、主体性(proactivity)という言葉がよく出てくるがその多くは定義が曖昧にされています。主体性とは自主的に率先して行動することだけを意味するのではない。

人間として自分の人生を引き受けることをも意味する。

責任は英語でレスポンシビリティ(responsibility)という。レスポンス(response=反応)とアビリティ(ability=能力)という2つの言葉でできていることがわかるだろう。

主体性のある人はこのレスポンシビリティを認識している。

自分の行動に責任を持ち、状況や条件づけのせいにしない。自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、価値観に基づいた自分自身の選択の結果だと知っている。

人間は本来、主体的な存在である。だから人生が条件づけや状況に支配されているとしたら、それは意識的にせよ無意識にせよ支配されることを自分で選択したからに他ならない。

そのような選択をすると、人は反応的(reactive)になる。反応的な人は周りの物理的な環境に影響を受ける。天気が良ければ気分も良くなる。ところが天気が悪いと気持ちも塞ぎ、行動も鈍くなる。

主体的(proactive)な人は自分の中に自分の天気を持っている。雨が降ろうが、晴れようが関係ない。自分の価値観に基づいて行動している。

反応的な人は、社会的な環境にも左右される。反応的な人の精神状態は他者の出方次第でころころかわるのである。自分をコントロールする力を他者に与えてしまっているのである。

主体的な人は深く考えて選択し、自分の内面にある価値観で自分をコントロールできるのである。

だからといって、主体的な人が、外から受ける物理的、社会的あるいは心理的な刺激に影響を受けないかというとそんなことはない。

エレノアルーズベルトは(フランクリンルーズベルト大統領の夫人)は「あなたの許可なくして、誰もあなたをき傷つけることができない。」という言葉を残している。

ガンジーは「自分から投げ捨てさえしなければ、誰も私たちの自尊心を奪うことができない。」と言っている。

私たちは自分の身に起こったことで傷ついていると思っている。しかし実際にはその出来事を受け入れ、容認する選択をしたことによって傷ついているのだ。

私たちは自分の身に起こったことで傷つくのではない。その出来事に対する自分の反応によって傷つくのである。もちろん肉体的に傷ついたり、経済的な損害を被ったりしてつらい思いをすることもあるだろう。

しかしその出来事が私たちの人格、私たちの基礎をなすアイデンティティまでも傷つけるのを許してはいけない。

むしろつらい経験によって人格を鍛え、内面の力を強くし、将来厳しい状況に直面してもしっかりと対応する自由を得られる。そのような態度は他の人たちの手本となり、励ましをあたえるだろう。

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